電子書籍は利便性カギ 普及へ配信・ソフト・価格を改善

 紙から電子へ-。出版の新しい潮流に乗り遅れまいと、電機メーカーなど関連業界で電子書籍のサービス改善の動きが盛んだ。スマートフォン(高機能携帯電話)などの普及で需要増が期待される電子書籍だが、電子書店や端末ごとに規格が異なり、気軽に読めないなどの不便さが指摘されていた。普及の近道は、利用者の立場で「使いやすさ」を追求することにある。(山田泰弘)

 ■他社製にも対応へ

 電子書店「ガラパゴスストア」を運営するシャープは今月8日から、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」向けに、電子書籍の配信サービスを始めた。同ストアは平成22年12月10日にサービスを始め、日本語書籍は現在までに約7万冊と、国内電子書店でトップクラスを誇る。しかし、これまでは米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用したスマートフォンやシャープの専用端末だけの対応。利用者から「アイパッドでも使えるようにしてほしい」などと要望があったことに応えた。

 ソニーも今秋から、同社の電子書店「リーダーストア」で、同社製の専用端末「リーダー」などにしか対応していなかったが、他社製スマートフォンへの閲覧サービスに乗り出す。同社が電子書籍事業に参入したのはシャープと同じ日。他社製端末への対応を急ぐ背景には、消費者を自社に囲い込む従来のビジネスモデルでは需要を広げられなかったことがある。ニーズに応えることで普及を勢いづけることになりそうだ。

 ■オープン本棚始動

 端末の選択肢が広がるのと同時に、閲覧ソフトの改善も進む。電子書籍は、データ形式の違いなどから書店ごとに異なるソフトを使うことが多い。複数の書店を利用する場合、スマートフォンなどに書店ごとのソフトを取り込み、起動する必要があった。

 この問題に応えるサービスとして、大日本印刷が調査会社のインプレスR&Dと開発し、アンドロイド端末などに向け、7月から本格運用する「オープン本棚」は、画面上に電子書籍の背表紙が並ぶ本棚を表示。背表紙をクリックすると、その書籍に対応する各書店の閲覧ソフトが起動し、ストレスなく本を読める。

 シャープも7月に同様のサービス「ブック・イン・ザ・ボックス」を開始した。ただ、両サービスとも、現時点で加入する電子書店が数店レベルで、コンテンツを多く抱える大規模店が少ないのが難点。シャープは「書店をどこまで増やせるかが、利便性向上の鍵を握る」としている。

 ■安価な端末が続々

 1万円以下で安価な専用端末の投入も、需要を広げている。楽天は7月、7980円の電子書籍専用端末「kobo Touch(コボタッチ)」を発売し、電子書店「koboイーブックストア(コボストア)」を開設。国内では凸版印刷グループ、海外から米・アマゾン・ドット・コムも近日中に低価格の専用端末を発売する予定だ。

 しかし、華々しいデビューを飾るはずだった楽天のコボタッチは、トラブルに見舞われ、波乱の幕開けを余儀なくされた。発売直後から一時、端末の初期設定ができない状態が発生。同社の通販サイト「楽天市場」内のコボタッチに関するコメント欄に苦情や批判が殺到する騒ぎになった。

 平成12年開業の電子書店大手、イーブックイニシアティブジャパンの鈴木雄介会長は「インターネット回線の高速化などで10年前に比べて電子書籍を使う環境も進化したが、全体としては黎明期(れいめいき)。トラブルを防ぎ、紙の本と同じような安心感と使いやすさを確保することが普及に必要だ」と指摘している。

 ■出版業界にも勢い

 出版業界でも、電子書籍市場の拡大を見越した取り組みが盛んになっている。

 講談社は6月から、新刊本について原則的に電子版との同時刊行に踏み切った。絵本や文庫などを除き、書籍と漫画で刊行。書籍の新刊は1カ月に約50冊のペースで出している。他社に先行して電子出版のスピード化を進めている。角川グループホールディングスは今秋から、運営する電子書店「ブックウォーカー」で扱う電子書籍のデータ規格を、欧米の標準的な規格「EPUB(イーパブ)3」に統一する。同社は「国際規格に合わせることで、海外向けの事業を効率的に進められる」と狙いを説明する。

 一方、小学館は8日、創業90周年の記念品として、同社の全役員と全社員の計777人に楽天の電子書籍専用端末「コボタッチ」を配布。同社は「実際に触れることで、電子書籍向けのアイデアが出てくるかもしれない」と期待する。
(この記事は産経新聞から引用させて頂きました)

ファンデーションとBBクリームって何が違うんですか?


- 回答 -
ファンデーションはご存知だと思います。

BBクリーム(ブレミッシュバーム)はドイツのSchrammek社の創業者である皮膚科医者のDr.Christine Schrammekが肌のトラブルのある患者のため1950年に開発したSchrammek Herbal Peeling Treatment(ピーリング:肌を剥く手術)後、敏感になった肌を鎮静させ、刺激を受けて赤くなった肌をカバーし、外部から肌を保護して皮膚再生や毛穴縮小などの欠点をカバーするために治療目的で作られた皮膚保護用の軟膏です。
元々は病院の中でしか使うことができなっかたが、処方箋がなくでも便利に使いたいとの患者達の要求に1960年に一般化粧品として初めて販売された皮膚保護用クリームです。

最近はBBクリーム皮膚保護、カバーだけではなく、UVカット、美白など色んな機能がついてます。

そのSchrammekや色んなBBクリームはこちらで一番安く買えますよ。
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(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)






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