<放射性物質>濃度測定「ベクミル」…上野に2号店

 利用客が食品などを持ち込み、含まれる放射性物質の濃度を測定してもらう店舗「ベクミル」の2号店が1日、東京・上野にオープンした。1号店は10月、東京電力福島第1原発事故の影響で比較的高い放射線量が確認された千葉県柏市に開店したが、問い合わせが相次ぎ県外からの利用者も多かったため、東京にも進出した。

 運営会社のベクレルセンター(本社・柏市)によると、柏店は1キロ当たり20ベクレルまで計測できる簡易検査機器4台と同10ベクレルまでの高精度機器3台を設置。千葉県内のほか東京、茨城、埼玉、神奈川各都県から、家庭で作った果物や野菜、井戸水などが持ち込まれ、これまでの利用者は約2000人に上る。

 上野店は高精度機器2台を設置。利用には柏店と同様、年会費500円が必要で、1検体につき3980円で測定する。ベクレルセンターの石井豊一・測定部長(44)は「放射性物質に不安を感じている人は相談してほしい」と呼びかける。

 営業は木、日曜を除く午前9時半~午後5時半。1日30~40人の受け付けが限界と見込み、その日の開店時に整理券を配布して時間を指定する。問い合わせは柏店(047・189・7416)。【和田浩幸】


(この記事は毎日新聞から引用させて頂きました)



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