宮城のカキ「夏やせ」 出荷解禁が半月遅れ

　宮城県名産の養殖ガキの出荷が遅れている。猛暑で海水温度が高かったため、夏に終わるはずの産卵が長引き、まだやせているためだ。県漁協は５日、出荷解禁を予定より半月遅れの１５日と決めた。東日本大震災からの復興を目指す漁業者には多難のスタートだ。

　同県では石巻、気仙沼、松島の沿岸部が養殖ガキの主要産地。カキの産卵は例年７～８月。産卵は、水温が下がると終わるが、今年は猛暑に加えて雨も少なく水温が下がらなかったため、最近まで続いた。産卵中は体力を消耗するため、身が大きくならない。

　主要産地のうち、養殖場の水深が３～５メートルと他の地区よりも浅く、高水温が続いた松島湾は、特に被害が深刻だ。県によると９月中旬に養殖ガキの７割が衰弱死した。この時期でも水温が２８度で、例年より４度前後高かった。
(この記事は朝日新聞デジタルから引用させて頂きました)

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（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）

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